生活の中での聞こえることによる危険回避のためにも
生活の中での聞こえることによる危険回避のためにも
東日本大震災を経験してから私達にとって、3月は災害の事やかけがえのない命や絆について想う月になりました。
弊社は創立以来50年、国土交通省の仕事を通じて生活の安心、安全に貢献して参りました。8年前のあの日も社員は通信網の充実の為にはるばる大船渡まで夜を徹して向かった事を忘れる事はありません。
私達を取り巻く生活は多くの危険にさらされています。なかでも地球温暖化や開発に伴い、地震のみならず多くの災害が続いています。
こうした事態の時に、少しでも被害を少なくするために外からの音が聞こえにくい状況を改善する事がとても重要になってきます。
その時、家族や理解ある仲間に囲まれている時ならば、周りの方が大きな声で話して下さるので困り事は少ないかと思われますが、一人の場合ですと、様々な情報が入りにくく、屋外の大きな雨音も山や崖からの前触れの音すらキャッチできない状況も考えられます。また、日々の生活でも車や自転車が近づいていても気付かなかった時に最悪の状況も起こりかねません。
自らの命を守る為に「出来る事」を考え、更に考えた出来る事を「する事」の行為に結ぶ事はとても大切ではないかと思います。
災害対策と言うと、防災グッズの準備など見える部分に気持ちを奪われますが、目には見えにくい部分の弱者の小さな声に寄り添う事を忘れたくありません。
弊社の開発した集音器のシリーズ「デカ音くん」「フォンテック」も防災、減災に対して更なる貢献が出来る事を願っています。