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突然耳が聞こえなくなった!!難聴の種類と特徴

難聴の種類と特徴(伝音難聴・感音難聴・混合性難聴)

集音器コラムをほぼ週に1回のペースで連載し始めて1年以上が経ちました。早いものですね。

今までに50本以上のコラムを載せており、集音器・補聴器や難聴、耳に関係することをとりあげています。これからも皆様のお役に立てる情報を載せていければと思っております。

今回のコラムは聞こえに関する耳の構造難聴の種類と特徴を簡単にまとめてみました。難聴でお困りの方の参考になれば幸いです。

 

【耳の構造】

耳は、音を集める外耳、音を増幅する中耳、音の振動を電気信号に変える内耳があります。

内耳で変換された電気信号は、蝸牛神経を通り、脳に伝えられます。

耳の構造イメージ

 

 

 

【難聴の種類と特徴】

種  類 特   徴
伝音難聴 外耳や中耳になんらかの障害が原因で起こる難聴です。

耳垢のつまりや中耳の感染症などにより起きやすいです。

音は小さく聞こえ、音量を大きくすれば聞こえます。

外耳道炎急性中耳炎などでは、薬の服用により改善することが多いです。

慢性中耳炎耳硬化症などでは手術で改善することもあります。

治療が難しい場合でも補聴器、集音器などを使うことで、適切な音を内耳に届けられれば、聞こえることも多いです。

感音難聴 内耳、蝸牛神経、脳の障害が原因で起こる難聴です。

加齢や大きな騒音、遺伝、病気・健康状態の悪化などにより起きやすいです。

音は歪んだり響いて聞こえ、音量を大きくしても聞き取るのが難しいです。

急性に生じる突発性難聴などや慢性的に生じる騒音性難聴加齢性難聴、生まれつきの先天性難聴があります。

急性難聴は早期の薬の服用で改善することもあります。

また、騒音性難聴は大きな音を長時間聞かないなどの予防が重要になります。

加齢性難聴などは現在は治療が困難ですが、補聴器、集音器などで聞こえを補うことで、生活の質を改善させることができます。

混合性難聴 伝音難聴と感音難聴の両方が混在して起こっている難聴です。

どちらの症状が強いかは人それぞれ違うため、症状に応じて各種治療や補聴器、集音器などを使用します。

 

さまざまな種類の難聴が出てきました。以前に集音器コラムでとりあげた難聴もあります。

加齢性難聴(老人性難聴)は集音器コラムで一番最初に書かれたコラムです。

なぜ歳を取ると聞こえが悪くなるの? 老人性難聴について

他にも、突発性難聴や騒音性難聴について書いたコラムもあります。ぜひ探して読んでいただけると嬉しいです。

 

難聴になるとさまざまな社会生活に問題が出てきたり、認知症発症のリスクが大きくなります。

難聴の種類によっては投薬治療や手術などで治療できる可能性も有ります。『耳が聞こえづらいのは歳のせいだ』と決めつけずに、必ず病院で診察してもらようにしましょう。

 

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