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音を聴き分ける

音を聴き分ける

つい最近の事ですが、テレビで“芸能人格付けチェック”というタイトルのクイズ番組を視聴しました。

番組内では楽器の音色を聴き分ける問題がありました。
ひとつの問題ごとに芸能人たちがそれぞれのチームから一人または一組で挑戦します。

出題の流れとしては先ず、
入門用の安い楽器とプロが使うような超高級楽器を同一の演奏家が1分ほどその場で各々の楽器を使い演奏します。
二つの演奏を聴き終えた後に超高級楽器の演奏はどちらかをあてるのです。
時にはプラスチック製の楽器も選択肢に加わり、3択になる問題もありました。

 

バイオリン演奏する女性ホルンを吹く男性

 

自分もテレビの前で静かに聴いて挑戦したのですが、1回の演奏で違いを聴き分けることは素人では難しいですね。

聴き分けのポイントとしては、高級品ほど音色がやさしく音の広がりが良いと言われています。

自分が聴いていて、プラスチック製楽器は硬い音で耳が痛い感じがしました。そのため、これは違うと判るのですが、入門用と超高級品は1回聴き比べただけで音の違いを判断するのは簡単ではなかったです。

高音域の伸びと低音域の響きを感じるか!といわれても、高級品の音を聞いたことがないし…、参加した芸能人でさえプラスチック製を高級品と判断してしまうほどです。

なかには、判断基準のウンチクを色々話す人もいるのですが、結果は間違っているという場面も。

やはり音の聴き比べは、それなりの経験がないと(才能が有ればいいですが)正確な判断は出来ないでしょう。

 

では具体的に何が違うのか?

人が聞き取れる周波数の範囲は限られています。超高級品と入門品の音を周波数で比較してみると、超高級品は人には聞き取れない帯域の音が出ているそうです。この可聴範囲外の音が人の耳に心地よさを与えているようです(全てではありません)。

 

聴き分けることを仕事にしているプロは耳で見極めが出来ないと感じた時は引退と言う人もいます。

一般の人は耳の衰えを特に意識していないでしょう。音や会話が聞きづらくなった程度だと思います。あるいは衰えに気付いていない可能性もあります。

 

年齢を重ねていくと体の機能は徐々に低下してきます。視力が低下したら眼鏡、聴力が低下したら集音器や補聴器などのように、低下した機能をサポートするものは世の中に沢山あります。それらを利用し、自分の体への負担を減らしていければと思います。

 

弊社の「デカ音くん」はポケット型集音器、「Phontec」はヘッドフォン型集音器です。皆さんが心地の良い音楽を聴き分け、楽しめるお手伝いが出来れば幸いです。

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