介護マークご存じですか?
介護する方の負担を軽減するために生まれたマーク
突然ですが介護マークってご存じですか?
今回この内容を執筆していながら、その存在すら知らなかったマークですが
実はすごいマークなので今回記事で書かせていただきました。
この「介護マーク」とは名前からすると一見介護が必要な人がその意思表示のようですが(個人的に思っただけかもしれません)
実は「介護する人・介護者」のためのマークなのです。
作成されたきっかけは※以下静岡県のHPより引用
平成21年7月に行った県主催の認知症介護家族者との意見交換会等で、介護家族から「認知症の人の介護は、外見では介護していることが分かりにくいため、誤解や偏見を持たれて困っている。介護中であることを表示するマークを作成してほしい。」という要望が寄せられました。
こうした要望に応え、静岡県では、介護する方が介護中であることを周囲に理解していただくために、また、在宅介護者を支援する取組として、全国初の介護マークの作成をしました。
とあります
以下も静岡県のHPから引用ですが
(外出先の介護で困っていること)
- サービスエリアや駅などのトイレで、介護者が付き添う際、周囲から冷ややかな目でみられて困る。
- 男性介護者が店頭で女性用の下着を購入する際、いつも困っている。
- 病院に連れて行った際、2人で診察室に入っていくと、見た目は健康そうなのになぜ2人で診察室に入るのか、呼びとめられる。
- 駅で切符を買う時や、スーパーで買った物を袋詰めしている時など、目を離したわずかの間にどこかに行ってしまうことがある。
- 車の乗降りを介助する際、パッシングされてしまった。
といったように確かに言われればといった内容で困っていた介護者を助けるためのマークとして生まれたようです。
静岡県で考案されて現在では全国に普及活動が行われています。
このマークを見かけた時には何のためのマークなのかを思い出しっていただければと思います。
各都道府県市区町村により配布の仕方はそれぞれありますので、各所のHPを見ていただければと思います。
介護する人もされる人も気持ちよく過ごせる社会になっていけばと思います。
弊社ではヘッドホン型の集音器Phonec (フォンテック)を製造販売しております。
一般的な集音器と違い耳に入れないので、本人以外の人でも装着できるものとなっています。