暑中お見舞い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます。
日頃は、弊社の製品をご愛顧賜り、誠にありがとうございます。
今年の6月は、各地で最高気温を更新し、こんな6月は初めてと思っていたところ、7月に入ると毎日のように40度超えのところが出てきました。
ダムが渇水で水不足が騒がれた短い梅雨が明けた途端、各地で大雨警報や洪水警報が発令され、被災された皆様もおられます。
被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
気候変動の波は、じわじわと迫ってきているようですが、カーボンニュートラルという世界的なテーマは、コロナやウクライナ問題で少し顔色が悪くなり、
各国が立てている目標値の達成は、かなりハードルが高くなっているように思います。
弊社は、そのこともさることながら、「半導体不足」という問題でかなり困っています。
まず、受注した仕事の中で、他社から購入しなければならない製品の納期がはっきりしないことにより、納期が守れないことが出ています。
また、開発用の半導体は数量も少ないため、入手が極めて難しいことです。
もちろん、弊社の販売製品の製造もストップしているものがあります。
皆さんも、半導体不足の影響を受けている方は、少なくないと思います。
マイカー、電化製品など身近なものが、手に入りにくいという経験をされた方のお話は、たくさん聞きます。
実は、この問題もコロナやウクライナ問題と無縁ではないと言われています。
世界の経済は、網の目のようにつながっていて、「風が吹けば、桶屋が儲かる」ということをはるかに超えて、複雑になっているようです。
ですから、どんな原因から何が起こるのか、全く分からないということを思い知らされた気がしています。
そんなこんなの事情で、皆様にはご迷惑をおかけしていますが、現在の状況が解決して、製造が順調にできるようになった時、慌てふためかないような準備をしてゆきたいと思います。
コロナに負けず、諸般の事情に振り回されず、皆様のご要望にお応えできるよう、元気で頑張ります。
皆様、くれぐれもお身体をご自愛ください。
2022年7月25日
社長 平 松 義 朗