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映画の“音”に注目!歴史からわかる聞こえの大切さとは?

映画の“音”に注目!歴史からわかる聞こえの大切さとは?

音と聞こえから考える、映画の“音”の歴史

はじめに

音や声の聞こえ方は、日々の生活の快適さに大きく関わります。

特に最近では、集音器などを活用して「聞こえ」を補助する方も増えてきました。

実は、こうした“音の重要性”は映画の歴史の中でも大きく発展してきたテーマです。

本記事では、映像と音の関係の歩みを振り返りながら、「聞こえることの価値」についてご紹介します。

映像メディアの始まりと無声映画

映像メディアの歴史は映画から始まりました。

当時の映画はフィルムに記録された写真を連続的にスクリーンに投影し動きを表現するもので、そこには音は記録されていませんでした。

けれども、

映画館で上映される際には、ピアノやオーケストラの生演奏がスクリーンに展開される動きに合わせて即興で演奏されていました。

現代人の感覚としては贅沢な気もしますが、

当時はそれだけ集客できる娯楽だったのです。

その後、

映画の配給会社から映画に合わせた楽曲の楽譜を配布するようになり、この時にはすでに音楽も映画の一部として機能していきました。

 

日本ならではの「弁士」という存在

日本独自の存在としては、

当時の活動写真館(映画館)で、弁士と言われる解説者が展開に合わせてナレーションをつけたり、俳優のセリフをしゃべるなどしていました。

人気の職業だった弁士ですが、

音も同時に記録できるトーキー映画というものが普及すると、職を失うようになりました。

ただ、

現在でも活動する弁士やピアニストもおられるので、気になる方が調べるいいかもしれません。

音と映像が一体化したトーキー映画

技術が進むと、映像と同期して音を再生できるシステムトーキー映画が開発されました。

初期のトーキー映画は、フィルムとレコードを機械的に同期させ再生するものでした。

その後「サウンドトラック」という映画フィルムの端に音声用トラックを独立して記録する事で、展開に合わせて正確に再生することができるようになりました。この「サウンドトラック」という言葉は今でも「劇伴音楽」や「挿入曲」という意味でも転じて使われているので、聞いたことがある人もいると思います。

こうして、無声映画時代から音は映画と共にありましたが、トーキー映画の時代になってからは音と映像の関係を細かくコントロールできるようになり、音の役割は大きくなっていきました。

劇伴音楽を作曲する音楽家や、録音技師、環境音・効果音を作る音響デザイナーなどの職業が生まれ、映像と音のシンクロが効果的に利用し、映画を進化させていきました。

現代映画と音の体験

現在の映画館ではIMAX、Dolbyシネマ、4DX、ScreenXなど、より特別な音響効果やシートの振動などが体験できるプレミアムラージフォーマット上映と言われているものがあります。

映画館での体験も、ただ映像と音が再生されることだけではなく、観客が物語により没入できる装置として機能するようになっています。

まとめ|「聞こえ」がもたらす価値

みなさんも次に映画を観に行くときは、映画の“音”にも注目してみてはいかがでしょうか。

映像の魅力を最大限に引き出しているのは、実は「音」の存在です。

そしてその音をしっかりと楽しむためには、「聞こえ」の状態がとても重要になります。

日常の会話だけでなく、映画や音楽といった楽しみの幅を広げるためにも、改めて「聞こえ」と向き合ってみることは大切かもしれません。