『今年のセミはうるさい』が話題に。聞こえ方の違いでわかる耳の健康状態とは?
『今年のセミはうるさい』が話題に。聞こえ方の違いでわかる耳の健康状態とは?
夏の話題「今年のセミはうるさい」は本当?
2026年の夏は、「今年のセミの鳴き声が例年より大きい気がする」という声がSNSやニュースで話題になっています。
専門家によると、高温によってセミの活動が活発になり、鳴き声が大きく感じられることがあるとされています。また、個体数が多い年は複数のセミが同時に鳴くことで、さらに騒がしく聞こえることがあります。都市部では建物の反響によって音が増幅されることも要因の一つです。
さらに近年は、温暖化の影響などによりクマゼミの分布拡大も報告されています。クマゼミは国内でも特に大きな鳴き声を持つ種類として知られています。
また、都市部では街灯やヒートアイランド現象の影響により、一部のセミが夜間にも鳴くことが確認されており、「昼も夜もセミがうるさい」と感じる人も増えているようです。

一方で「セミの声があまり聞こえない」という人も
同じ場所にいても、
「セミがうるさくて仕方ない」
「言われてみれば鳴いている」
「昔ほど気にならない」
など、人によって感じ方は大きく異なります。
もちろん環境や個人差による影響もありますが、こうした違いがご自身の聞こえについて考えるきっかけになることもあります。
セミの鳴き声は高音域の代表格
セミの鳴き声は主に3,000Hz~8,000Hz付近の高音域に集中しています。
この帯域は、「子どもの声」「女性の声」「電子レンジや家電の電子音」「鳥のさえずり」などにも共通する周波数帯です。
一般的に、加齢に伴う聞こえの変化は高い音から気付きやすいといわれています。そのため、普段の生活では気付かなくても、セミの鳴き声の聞こえ方に変化を感じる方もいます。
セミの声でできる「聞こえセルフチェック」
夏のこの時期、次のようなことはありませんか?
□ セミの鳴き声が以前より小さく感じる
□ テレビの音量が以前より大きくなった
□ 家族から聞き返しが増えたと言われる
□ 電子レンジやスマートフォンの通知音に気付きにくい
□ 人混みで会話が聞き取りにくい
1つでも当てはまる場合は、聞こえ方に変化が生じている可能性があります。
ただし、セミの声が聞こえにくいことだけで難聴を判断することはできません。気になる場合は耳鼻咽喉科などの専門機関へ相談しましょう。
聞こえの変化は、早めに気付くことが大切
聞こえの変化はゆっくり進行することが多く、ご本人よりも家族が先に気付くケースもあります。
「まだ大丈夫だろう」
と思っているうちに、会話やテレビ視聴で不便を感じるようになることもあります。
だからこそ、身近な音の聞こえ方の変化に気付くことが大切です。
夏の風物詩であるセミの鳴き声も、そのきっかけの一つになるかもしれません。
日常の聞こえに不安を感じたら
会話の聞き取りやテレビの音量などが気になり始めたら、一人で悩まず早めに相談することをおすすめします。
ルーセンテクノでは、聞こえに不安を感じる方へ向けて集音器のご相談や製品のご案内を行っています。
「補聴器を検討するほどではないけれど、少し聞き取りづらくなった」
そんなお悩みがある方は、お気軽にお問い合わせください。
今年は、
猛暑によるセミの活発化
クマゼミの分布拡大
都市部での夜鳴き
などを背景に、「セミの鳴き声が大きい」と感じる人が増えています。
一方で、周囲の人ほどセミの声が気にならない場合は、聞こえ方の変化に気付くきっかけになることもあります。
この夏はセミの鳴き声に耳を傾けながら、ご自身の聞こえについても一度見直してみてはいかがでしょうか。