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集音器コラム 2018.07.12

あなたの耳の未来は大丈夫? 知らないと怖いヘッドホン難聴

ヘッドホン難聴はご存知ですか?

知っている方が多いと思いますが、ヘッドホンやイヤホンを付けて音楽などを大音量で聴くことで、難聴を引き起こしたり、将来難聴になってしまうというものです。

現在の若者の間ではヘッドホンやイヤホンをして音楽を聞くのがごくごく当たり前になっています。

携帯オーディオプレ
イヤーイラスト

皆さん”大きい音で聞くのは耳に悪い”ということを漠然と知っているとは思いますが、具体的にどれぐらいの音の大きさで聴くと問題なのでしょうか?

WHO(世界保健機関)にて、この難聴に関するリスクについて情報が公開されています。

原文は英語ですので、和訳して内容を要約したものを記載します。
原文へのリンク : WHO発表「難聴のリスクがある11億人の人々」(英語)
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難聴のリスクがある11億人の人々

スマートフォンを含む携帯オーディオデバイスや、ナイトクラブ、バー、スポーツイベントなどの騒々しい娯楽施設にて、過大な音を聴くことで、約11億人の若者と青少年が聴力障害の危険にさらされています。
難聴は、身体的や精神的な健康、教育、雇用に甚大な影響を及ぼす可能性があります。

WHO発表の中・高所得国の12~35才年齢層のデータにおいて約50%が携帯オーディオの使用で、約40%が娯楽施設で危険なレベルの音に晒されています。

安全でないレベルの音
・85デシベルで8時間
・100デシベルで15分超

安全なリスニングは、音の強さやラウドネス(低域や高域の補正)、リスニングの継続時間と頻度によって異なります。

大きな音を浴びると、一時的な難聴や耳鳴りの耳鳴りを引き起こす可能性があります。

音の暴露が特に大音量、規則的、または長期間続くと、
耳の感覚細胞が永久的に損傷し、治ることのない難聴を引き起こす可能性があります。

WHOの推奨事項

職場における騒音の最大許容レベルが85dBで1日8時間以内を推奨します。

ナイトクラブ、バー、スポーツイベントでは高いレベルの音にさらされるため、暴露期間を大幅に短縮する必要があります。例えば、そのような会場で典型的な100dBのノイズレベルの曝露は、15分以内で安全です。

若者は携帯オーディオの音量を下げることで聴覚をより保護することができます。
騒々しい会場では耳栓の着用やノイズキャンセリングイヤホン/ヘッドホンを使用してください。

携帯オーディオの1日の使用を1時間未満に制限してください。

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具体的に85デシベルや100デシベルはどの程度の音でしょう。

例に挙げますと
・80dB近辺では走行中の電車内やピアノの前、パチンコの店内
・100dB近辺では電車が通る時のガード下

といった音の大きさになります。

別の例で
・「騒音障害防止のためのガイドライン」では、85dBを超える場合は防音保護具を使用させる。
・「騒音規制法」では敷地境界において85デシベルを超えないこと。

といった内容も出ています。

厳密には騒音に関して色々な測定条件がありますので、単純に”85デシベル”とはいっても同じ条件でもないのですが、それぐらい大きな音という印象をもっていただければ良いかと思います。

ノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンについて補足ですが、これらは周囲の騒音をカットできますので、周囲の音が抑制されて静かになればヘッドホンやイヤホンの音を小さくしても聞こえます。

さて、補聴器や集音器は、音を増幅・調整して耳に届けるのが目的ですので、大きい音を出すのはある意味当然なのですが、そうではない用途のスマホや携帯オーディオ機器でもかなりの大音量で聴くことができます。

過大な音は難聴を引き起こすというのは広く認知されており、職場等では対策を講じるような仕組みになってはいますが、スマホやオーディオ機器で音楽等をどの程度の音量で聴くかは自己責任です。

「自分の耳は自分で守る、子供の耳は親が守る」

耳の聞こえが気になる方の為の集音器を作っている当社が言うのもなんですが、なるべく補聴器や集音器を利用せずに老後を過ごすことができるのが理想です。

お気をつけ下さい。
 
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