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集音器コラム 2018.08.31

聴こえが悪くなると認知症になるって本当? 解決方法は?

「高齢になって体は衰えても頭はしっかりしていたい!」

「認知証になって周囲の迷惑になることはしたくない!」

高齢者同士の会話のネタでよくでてくるのではないでしょうか。

認知症

前期高齢者の私の父母もよく言う言葉です。
(前期高齢者 : 65歳から74歳まで 後期高齢者 : 75歳以上)

私も父母に認知証になってほしくないですし、自分自身も当然ですがなりたくはありません。

世界的な医学誌「ランセット」に
認知証の35%は生活習慣次第で予防できる
と2017年7月に発表がありました。

この情報はいろいろなサイトでも公開されており、NHKの情報番組「ためしてガッテン」でも紹介されています。

35%ってなんだか微妙な数値にも見えますが、確立的には1/3です。

自分の生活習慣次第で認知症になるのを予防できるのであれば35%、約1/3は大きいですよね。

認知証の予防可能な要因として、

「聴力低下」、「運動不足」、「禁煙」、「欝」、「高血圧」、「肥満」、「糖尿病」、「社会的孤立」

などがあげれています。

この中で、もっともリスクが高いのがなんと

「聴力低下」です。

聴力が低下すると人との会話が億劫になったり、テレビの情報などが得られにくくなります。

そして人との接点がなくなると

外に出なくなり運動不足が進み

高血圧や肥満が進み

社会的孤立が進み

欝に・・

といった負のスパイラルに陥ることも考えられます。

そういった点で、上記の「喫煙」を除けば「聴力低下」が他の認知証リスクの発端となりえることが分かります。

色々な要因は相互に関係します。

耳の蝸牛(かぎゅう)という器官の中に、音を感じる有毛細胞があり、一般的には高齢になると高い音を感じる部分から機能が衰えていきます。

耳への血流が不足したり、傷がついてしまうと、有毛細胞が抜けてしまい、耳の聴き取り能力が低下してしまいます。

適度な運動(有酸素運動)にて、血流増加を促すのも聴力低下を予防するのに効果があると言われています。

ちょっとテレビの音を大きくしたり、大きな声で話せば聴こえて、コミュニケーションが正常にとれる段階ではまだ大丈夫かもしれませんが、

  • 明らかに会話の数が減った
  • 外出しなくなった

そして、もしそれが聴力低下が原因であるのなら早い段階での対処が望ましいことになります。

本人が自発的に対処できれば良いのですが、そうでない場合には周りの家族がサポートすることが必要です。

現状では聴力低下を補う方法としては、病的なものが原因でない限り、補聴器や集音器といった補助器具による対処が必要になります。

聴力低下が認知証に繋がるリスクとなり得る。

ぜひ、ご注意いただければと思います。