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集音器コラム 2019.01.15

耳はいいのに会話が聞き取れない。聴覚情報処理障害って?

あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

今回は聴覚情報処理障害(Auditory Processing disorder, APD)(以下APDとする)について簡単に話したいと思います。
NHKの情報番組で放送されたことで私自身初めて知ったので、もっと知る人が増えればと思います。

普通耳の障害としては音が聞こえない、聞こえづらいなどの聴力が落ちている難聴の状態を想像する方が多いと思いますし私自身そういうものばかりと思っていました。
老人聴き取れない

しかしこのAPDは、聴力はちゃんとあるのに音を情報として処理出来ない。
音は聞こえているのに話を聞いていても、言葉がちゃんと理解できなかったり、周りが騒がしい状態での会話が聞き取れなかったりなどの特定の条件で聞き取れないような症状などが出るそうです。

ですから通常の聴力検査では異常が出ないのです。

周りの対応の仕方である程度の改善は出来るようで、
・だれが話しているかわかりやすいように合図を出す。
・騒音が多い場所で話すことを避ける。
・メモを交えて話をする。
・メールで連絡事項を伝える

などがあります。

APDは通常の聴覚検査では分からないものというのが話を聞いて怖いところと感じました。また聴力が悪いわけでもないので、原因が分からず話を聞き取れないのは集中力がないと誤解されるなど周りの理解が得づらいものだそうです。

集音器の販売に携わっている身としてもそういった方々への一層の理解、知識を深めることも意識し商品に生かせるように邁進していきたいと思っております。

【参考文献】
あさイチ 日本放送協会 2018年12月27日放送