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耳の聞こえない女の子を題材にした映画「聲の形」を鑑賞して

映画「聲の形」を鑑賞して

皆さんは、「聲の形」という映画をご存知でしょうか。

桜と青空

物語は、二人の若者を中心に、その周りの人たちを含めた心の関わりを描いています。
ある出来事で心を閉ざしてしまった男の子。

その出来事は、耳の聴こえない女の子が、小学校の同じクラスに転校してきたことから始まります。
最初、同級生たちは彼女の力になろうと、会話や勉強の手助けを行います。

しかし徐々に、“自分たちと同じように伝わらないこと”に、疲れと苛立ちを感じ、そのことが彼女に対するいじめへと発展していきます。
そのことが、関わった全員の心に様々な形で残ることになります。

2016年に公開され、非常に反響の大きかった映画とのことですが、私はテレビで放送されて始めて知りました。
何の予備知識もない状態で鑑賞しましたので、その内容にとても考えさせられました。

この物語の女の子の様に、幼いころから耳の聴こえない状態である方々は、私には想像することのできない困難の中を生きているのではないかと思います。

普段、相手とコミュニケーションを取る際に、耳と声を使って会話することは、あたりまえのこととして、特に意識することなく生活してきましたが、そうでは無い事を改めて教えられた思いです。

集音器をご利用いただいているお客様から、これまであたりまえの様にできたことが、できなくなってしまう苦悩や苦労をお聞かせいただくことが、数多くあります。

私たちの社会の中には、そうした自分一人では、気付くことのできない困難なことが、たくさん埋もれてしまっているのではないかと感じました。

映画はその後、高校生になった彼らが、小学生時代の出来事に向かいあっていく様子が描かれていきます。

詳しい内容はぜひ映画を見ていただきたいと思います。
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