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3月3日と言えばひな祭りではなく「耳の日」について

耳の日について

おひなさま

もうすぐ3月3日ですね!

3月3日と言えば、ひな祭りですよね!ひな祭りは、桃の節句と言われ、七草の節句(1月7日)や、菖蒲の節句(5月5日)などと同じ、日本の五節句の1つです。

もともとは、中国から伝わった上巳(じょうし)の節句という風習であったといわれています。
中国で3月3日は上巳という特別な日とされていて、人形に息を吹きかけることで自分のけがれを移し、水に流す風習がありました。

これが平安時代に日本に伝わってから、地域や文化、時代の流れのよりさまざまな形に変化して、現在のような雛人形を飾り、菱餅(ひしもち)や雛あられを食べるというひな祭りが定着したとされています。

しかし、3月3日はひな祭りだけではないのですよ!

3月3日は「耳の日」でもあるのです!
耳のイラスト

「耳の日」とは、難聴と言語障害を持つ人々の悩みを少しでも解決したいという、社会福祉への願いから始められたもので、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定されました。
日本耳鼻咽喉科学会では毎年「耳の日」に、都道府県ごとに難聴で悩んでいる方々の相談や、一般の人々にも耳の病気のことや、健康な耳の大切さを知っていただく為の活動を行っています。
また、WHO(世界保健医療機関)でもWorld Hearing Dayと言って、耳に関する記念日として制定されています。

World Hearing Dayには、毎年テーマがあり、2018年のテーマは「Hear the Feature(未来を聞こう)」というテーマでした。

なぜ3月3日が「耳の日」なのかというと、いろんな説がありますが「3」を「み」と読む語呂あわせとも、「3」という数字が耳の形に似ているからとも言われています。

また、電話機の発明者であり、「聾」の教育者であったグラハム・ベルの誕生日が3月3日のため、由来の1つとも言われています。

「耳の日」には、都道府県ごとにさまざまな取り組みを行っております。今年も、耳の日にちなんで各地で講演会や、聞こえに関する相談会を行うようです。

埼玉県では、デフマジシャンによるステージイベントの開催を予定しているそうです。
デフマジシャンのデフは英語で「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」という意味で、聴覚障害者のマジシャンの方のステージです。

岡山県では、フランスの映画「エール!」という聴覚障害を持つ家族の中で生まれ育った健聴者の少女が、歌手になる夢を家族に理解してもらおうと奮闘する姿を描いた作品を上映予定です。

各都道府県の日にちや場所の情報は、インターネットで「耳の日」と検索したら分かります!
ぜひ、お近くで行っていたり、時間がある方は1度覗いてみてはいかがですか?困っていたことが解消されるかもしれませんよ!!

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