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集音器コラム 2019.07.23

耳管開放症って知っていますか?

私は中学生の頃から、耳管開放症という症状に悩まされてきました。

初めてその症状を自覚したのは、部活動の最中に発声練習をした時、大きな声を出した後で、耳が塞がったようになったまま、なかなか元に戻らなかったことからです。

耳鼻科を受診しても、原因がわからず、しばらくすると治るので、そのままの状態でいました。

しかし、時が経つにつれてその症状は重くなり、日常生活にも支障が出るほどになってきた頃、ようやく“耳管開放症”という病気があることを知りました。

 

耳は、鼻や喉と管でつながっています。その管が“耳管”です。

通常、耳管は閉じた状態で、中耳(耳の鼓膜から奥のこと)内の圧力を調節する時にだけ開くようになっています。

ところが、この耳管が常に開放状態になってしまっているのが、耳管開放症です。

 

その症状は大きく3つあります。

 

◎耳閉感・・・耳が塞がっているような感じがします。開放なのに塞がっているというのは矛盾しているように思われますが、塞がっているというのが実感です。耳抜き前のポーンとしている感じがずっと続いているような感覚です。もちろん、耳抜きをしても治りません。

 

◎自声強調・・・自分の声が響く症状です。これは始まると本当に辛い症状です。自分で話した声が大きくなって聞こえるので、頭の中に自分の声が特大ボリュームで響いている感じです。自分の声が響いているので、他の音はほとんど聞こえなくなってしまいます。

 

◎自分の呼吸音が響く・・・息を吸ったりはいたりするのに合わせて、鼓膜がペコポコする音が響きます。

 

症状がひどい時は、この3つが同時に起こるので、不快感はもちろんですが、集中力を持続することはできなくなります。

 

頭を下げて前かがみの状態になると、一時的に症状が和らぎます。これは、血流が頭に流れ、耳の周りの血管が膨らむことにより、耳管が狭まることで閉じるからだとされています。

立ったり座ったりしていると症状が出やすいので、横になることも症状を軽減する方法です。

 

昔はかなり悩まされましたが、最近は症状が出ることが激減しました。

その大きな要因は・・・“太ったこと”のようです。

耳管開放症の原因の一つとしてよく考えられていることが、“過度なダイエット”です。

耳管は、周囲の脂肪が減少してしまうと十分な圧をかけることができず、閉じることができなくなってしまい、結果、耳管が開きっぱなしになってしまいます。

ダイエットをすることにより、耳周りの脂肪が減少して、耳管開放症を発症してしまうケースは少なくないようです。

私は若い頃は痩せ型だった為、症状が出ていた様ですが、年々太っていくにつれ、症状はかなり治まりました。

 

この病気も徐々に認知されてきており、様々な治療法が試されています。

しかし、原因も症状も個人差があり、まだ決定的な治療法は示されていません。

経験的に、症状が出ると日常生活にかなりの影響を及ぼします。

早く有効な治療法が見つかることを期待します。

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