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集音器コラム 2019.09.30

集音器や補聴器を使い始める際に気を付けなければいけないこと

私の周りでは集音器や補聴器を購入して
全然使わないでそのままタンスにしまっているといった話をよく耳にします。

その使わなくなった理由を聞くと

  • つけていることが煩わしい

  • 雑音ばかりで聞きたい音が聞こえない

  • つけていることを知られるのが恥ずかしい

といった意見をよく聞きます。

ではなぜそのようなことが起きてしまい、使わなくなってしまうのでしょうか?

 

つけていることが煩わしいのは?

今までつけたことがないものを使い始めるので、
どうしても異物感から煩わしく感じているようです
また人によっては(私もそうですが)時計やアクセサリーといったものを
つけること自体が苦手と言われる方もいるでしょう。
しかし、そのような方でもメガネや老眼鏡は使えるようです。

なぜ、メガネや老眼鏡は使えるのでしょうか?
それはメガネや老眼鏡は使えばすぐに効果が実感できるからです。
効果が実感できれば、これは必要なものだから使おうとなり、使えるわけです。
ではどうすれば補聴器や集音器を必要なものとして認識されるのか…
後程まとめて記載します。

雑音ばかりで聞きたい音が聞こえないのは?

一般的に自分の聞きたくない音はすべて雑音になってしまいます。
例えば救急車のサイレンは救急車の前を走っている車の運転手からすると
”後ろから救急車が来ているからよけなければ!”と思うための必要な音ですが、
家の中でテレビを見ている人からすればテレビの音を遮る雑音でしかありません。
このように雑音とは人によって違ってきます。

ではなぜ耳が聞こえているときはその雑音と言われるものが聞こえないのでしょうか?

雑音は聞こえないのではなく無視をしているだけで実は聞こえています。
そのため多くの人は、通常生活している中では
エアコンの音など気にならないのではないでしょうか。
少しエアコンの音に注意を向けていただくと”音”は聞こえてくるはずです。
では一体どのようにしてその雑音を無視してるのでしょうか?
耳の器官にはそのように音を振り分ける器官はありません。
実際は脳が電気信号で音を受けた際に必要なものと不要なものを振り分けているのです。
ここが重要なところで、人間の体は基本的には楽をしようとするため音が聞こえなくなってくると
その振り分け作業を脳もだらけてきてしなくなってしまいます。
それがいきなり音が入ってくるようになったため、脳がその振り分け作業の仕方を忘れてしまい
雑音がよく聞こえるようになってしまうのです。
ではどうすればその振り分けができるようになるのかは後程。

つけていることを知られるのが恥ずかしいのは?

これは日本人特有の考え方のようです。
欧米では逆につけていることをアピールして
コミュニケーションを円滑に進めているようですが、
こればかりは国民性ですのでなかなか同行できるものではありません。
しかし、その”国民性”ためにコミュニケーションがうまくいかなくなるのは
とてももったいないことだと思います。

実は話し手の方も事前に聞こえが悪いことを知っているときの方が
話をする際にも気を付けた話し方ができ、ストレスを感じにくいようです
それに現在は若い人はイヤホンやヘッドホンを普通に使っています。
一昔前のように耳に何かをつけていることは全然おかしくない時代になってきていますので聞こえが悪いのをへんに隠して誤解を招くよりも

逆にアピールして周りの人にも気を使ってもらうのが双方にストレスのないコミュニケーションができると思います。

 

先ほどの「つけていることが煩わしい」「雑音ばかりで聞きたい音が聞こえない」を克服するにはどうすればよいのでしょうか?

一般的で当たり前の答えですが「なれる」ことです。
そんなのあたりまえじゃんと思われるかもしれませんが、人間のなれとはすごいものです。
例えば消防署の近くに住んでいる人などは最初の2週間くらいは夜間に出動がかかると
そのサイレンで目が覚めてしまうようですが、慣れてきてしまうとそのサイレンの音を気にすることがなくなり夜も普通に眠れるようになります。

またこのなれも一つの訓練ですので、どうしても達成までに個人差が出てしまいます。
ただ長時間やればよいというものではなく、毎日の積み重ねが必要なものですので、もし上記のような理由で補聴器や集音器を使わずにしまっている人がいたら、1日30秒でもいいので毎日使うようにしていただくと、そのうちに慣れてきて違和感なくいつでも使えるようになると思います。

 

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