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集音器コラム 2019.11.25

ワイヤレス

最近のヘッドフォンやイヤフォンはワイヤー(線)の無いワイヤレス化が進んでいます。

AppleのAirPodsのような片耳ずつバラバラに装着するタイプや、ヘッドバンドの付いたオーバーヘッドのタイプまで様々なタイプのものが販売されています。

ワイヤーが付いているヘッドフォンやイヤフォンは、音量増幅は外部のアンプなどの装置で行うのですが、ワイヤレスの場合、音量増幅するアンプ回路や、それを動かすためのバッテリー部などもヘッドフォンと一体化する必要があります。

通常、音量をより大きく上げるためには多くの電気を消費して増幅することとなるため、バッテリーの消費も早くなり、長い時間使用しようとすると大きく容量も大きなバッテリーを必要とします。

今の電気回路は昔と比べて部品も小さくなり、小さなスペースでも収容できるようになっていますが、バッテリー部分を小さくするには限界があります。

 

音楽用のヘッドフォンなどは、ある程度耳の聞こえが良い人を対象に作られているのます。そのため聞こえが悪い人が使うと音量を上げて使うことが多くなり、バッテリーの消費もその分早くなるのです。

補聴器や集音器などでも同じで、外形の小さなものはバッテリー部も小さいため使用時間が短く、音量が上げられないなどのデメリットがあります。音量がより大きく出来るものはバッテリーも大きなものとなるので外形が大きくなるというデメリットがあります。

また補聴器や集音器はマイク部分で拾った音を増幅して耳のほうへスピーカ(ヘッドフォンやイヤフォンなども内部は小さなスピーカです)などで流すため、聞こえないからと音を大きくしていくと音漏れして、マイク部分でそれを拾ってハウリング現象が起きます。(体育館などでマイクを持った人がスピーカの前で喋って「キーーン」という音を聞いたことがあると思いますが、あれがハウリングです)

そのため外形の小さなものはマイク部分とスピーカ部分が近くなるため、どうしてもハウリングしやすくなります。

 

聞こえは人それぞれの特徴があり、症状が軽度なのか中度なのか重度なのか、また補聴器や集音器を選ぶときも、小型のものが良いのか、価格はどうかなど、人によって条件は違ってきます。

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