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技術の進歩は会話を減らす?

技術の進歩は会話を減らす? 補聴器や集音器はいらなくなる?

 

十数年前を思い返すと、まだまだスマホが出始めた頃でガラケーを使用していた私はJ-PHONEからボーダフォン、そしてsoftbankと自分でキャリアを変更したわけでもなく、勝手にキャリアの方が変わっていく状況でした。

 

そしてそのsoftbankが鳴り物入りでデビューさせたiPhone。

せっかくsoftbankユーザーになったのだからガラケーをやめて最新のiPhoneとやらを手に入れて使ってみようと思ったのが十数年前です。

 

それがもう今ではiPhoneは当たり前。

 

その時はまだSNSという言葉も有ったのか無かったのか記憶にないですが、今では私も日常的に使っているLINE。

これも当たり前になる世の中なんて、想像もしていませんでした。

グループLINEなんて便利ですからね。

 

LINEによる面と向かって話さなくてもできるコミュニケーション、真顔で笑っているスタンプを押す自分。

話すことがなく事が済んでいく・・

 

最近は買い物に行っても、コンビニやスーパー、ドラッグストアでは一言も会話もせずに会計まで終了できます。

私はiD払いを利用しているので、発する言葉は”iDで”・・以上。

タッチパネルを導入しているセブンイレブンでは”iDで”すら発する必要も無し。

 

会話する必要もなくセルフレジになれば店員がわざわざレジにいる必要もない。

と考えると今後、「Amazon go」に代表されるような無人のコンビニも増えていくのは至極当然のようにも思えてきます。

 

きっとAIがどんどん普及すれば、様々な業種に影響が及ぶでしょう。

知識量でAIに勝てるわけがありません。単純な日常会話ならAIでもこなせることでしょう。

 

言葉足らずなことが多い私に、嫁が私に言った一言があります。

「これからAIが普及すると人と人とのコミュニケーション能力が問われる時代になる。

自分たちの子供にはそれができる大人になってもらいたい」

 

それは手痛い一言でしたが、私も同じ事を重々思っていたので返す言葉もありませんでした。さすがうちの嫁だ!と感心もしましたが(笑

 

さて、なぜ聞こえが悪くなった時に補聴器や集音器を付けるのでしょう。

テレビの音を大きく聞きたいから?

それは一つの理由としてあるかもしれませんが、聞こえが悪くなることで会話がしづらくなる。会話が減る。これを何とかしたいからではないでしょうか。

 

会話がしづらくなるのは自分だけでなく相手にとってもストレスがかかります。

会話は相手にも大きな影響を与えます。

 

みなさんも人と会話をしている中で、又は講演等を聞いている中で心を大きく動かされた経験があるのではないでしょうか。

その心の振れ幅は、活字で得た情報よりはるかに大きい。

それだけ人の話す言葉というのは力があるのだと思います。

意識していないだけで父母だけでなく祖父母、その他さまざまな人の言葉が子供にはしっかりと届いているでしょう。

 

これからの世の中を生きる子供たち。

スマホが普及した世代だからコミュニケーション能力が下がってもしょうがない?

現在の新社会人に対してスマホの普及によるコミュニケーション能力の低下を指摘する人もいます。

それが今後さらに加速したら・・

 

会話が減ったら、相手の感情を読み取れなくなったら、それはもう人としてAIに勝てないのではないでしょうか。

コミュニケーション能力だけでなく、人としての存在意義が問われる時代へ。

 

私の子供はまだ小さいです。

コミュニケーション能力を低下させるのか、させないかは周囲の環境がかなり大きいと思います。

 

 

今後、技術が進歩したら補聴器や集音器だけでない、会話に頼らないという選択肢も出てくるかもしれません。

 

でも私は、自分の話す言葉が周りに影響を与えると信じて、会話を増やすという手段を選択したいと思います。

 

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