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耳鳴再訓練療法

“耳鳴り”の原因と治療法について

私は耳鳴り持ちです。

いつもセミの鳴き声のような音で「ジー」という音が聞こえています。

耳鳴りがし始めた頃は気になっていましたが、それがいつしか気にならなくなりました。

でも最近、耳鳴りが以前より大きくなったような気がします。

夜、寝る時や、静かになったときに少し気になるようなりました。

その為、耳鳴りについてちょっと調べてみました。

 

耳鳴りの原因

耳鳴りの原因は、いろいろあるのですが、耳鳴りが起きる原因として割合が高いのが「」です。

耳は、「外耳(がいじ)」「中耳(ちゅうじ)」「内耳(ないじ)」の3つに分類されていて、

多くの耳鳴りに関わっているとされるのは、この中でも「内耳」みたいです。

(内耳以外にも耳鳴りが起きる要因としてはまだいろいろあります。)

音が聞こえるメカニズムは外から耳に入ってきた音が内耳で電気信号に変換され、

電気信号は神経を通り脳に伝わり、音として認識されています。

耳鳴りはこの過程のどこかで異常が起きた結果に発生すると考えられています。

例えば、加齢などで聴力が落ち、信号が脳に届かなくなると、脳は感度を常に上げた状態になり、

これが続くと、感度の調節がうまくいかなくなり耳鳴りが起こります。

耳鳴りのない人でも無音の無響室に入ると、静かな場所で脳の感度が上がって、

普段は聞こえることのない音が聞こえてくることがあります。これが「耳鳴り」だそうです。

 

耳鳴りの治療

耳鳴りの治療方法としては、いろいろありますが、そのなかでもちょっと興味深いものがありました。

耳鳴再訓練療法(TRT)Tinnitus Retraining Therapy」と言う治療方法です。

人間は耳鳴りを「不快」と感じると、脳はその音を「重要」なものとし、

さらに耳鳴りを意識するようになります。

その為、耳鳴りを意識させないように、脳をつくりかえる治療方法です。

夜間の苦痛を軽減させる音響療法と、昼間の耳鳴りを意識から外す補聴器を活用する治療方法があります。

例えば、夜間の睡眠時に足元にスピーカーを置いて音量の変化が少ない川のせせらぎや滝の音などの環境音を流し、音量は、耳鳴りは聞こえるが、苦痛に感じない程度にし、

目を閉じたときに音源の位置が分からない状態にするといいみたいです。

日中に耳鳴りが気になる人は補聴器を付けるといいみたいです。

補聴器を使用して必要な音を充分聞き取れるように調整する事で、脳の過敏性を軽減して正常な状態に近づき耳鳴りが改善すると言われています。

以上の治療方法は私がいろいろなもので調べたことですので参考程度にして下さい。

もし、耳鳴りでお困りのかたはまずは専門の耳鼻咽喉科医に相談してみて下さい。

 

 

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