聞こえ方だけではなく人体に影響を与える周波数
聞こえ方だけではなく人体に影響を与える周波数
集音器、補聴器の仕様を見てみると基準周波数といった欄に~~Hz(ヘルツ)という表記を目にすると思います。
オーディオ機器の仕様にも表記されていることがほとんどのHzは周波数の単位のことを言い、一秒間に振動する数(速さ)を表しています。
ちなみに、440Hzだと一秒間に440回振動があるということになります。
私たちの周りに溢れている様々な音の中には、心地良い癒しを与えてくれる音もあれば、時に不快にさせる不協和音もあります。それが528Hzと440Hzであると言われています。
この440Hzには、人が不快に感じたり、注意を惹きつける効果を持っており日常生活の様々な場面で使用されています。
私たちの周りにある440Hzの周波数
「ラ」の音(A)の周波数は現在440Hzが国際基準となっています。音の調律などで基準になってくるものです。
地震速報の音やパトカーのサイレンなど、日常でも聞く音にも440Hzが使われています。
さらに駅のホームで流れる電車の発車音は440Hzを意図的に使い、心理的に乗り込む人を焦らせているそうです。ちなみに、駅や電車によって流れる音楽は違いますが、拍子が合わず不自然な転調が入っている発車音の駅は自殺率が高いそうです。
440Hzが国際基準になったのは最近のことで、19世紀までは432Hzが基準となっていました。432Hzはヒーリング効果があると言われており、モーツァルトを始めとしたとした西洋音楽家は、最も美しく聞こえる周波数として楽曲のすべてを432Hzで演奏していました。
どのような影響があるのか
音の周波数は水を振動させます。なので、年齢にもよりますが50%以上が水でできている人体へも影響を及ぼすことが分かっています。
水の振動を分かりやすくするため、水に音を当てて波紋を撮影した図が公開されています。気になる方は「水 波紋 432Hz 440Hz」で検索してみてください。
簡単に説明すると、この投影した図からわかることは
432Hzはきれいな波紋ですが、440Hzは波がつぶれています。つまり432Hzは人体の水分をきれいに振動させることができる周波数であり、癒し効果があると言われています。
他にも432Hzは直感や感性を司る右脳に、440Hzは理論的に考える左脳に作用するなど、脳にも影響があることが分かっています。
このように周波数が人間に与えることが研究結果で出ているため、人間の質を落とすため意図的に440Hzが国際基準として採用したという都市伝説が生まれました。(信じるか信じないかはあなた次第です!)
432Hzだけでなくソルフェジオ周波数1※の528Hzにも癒しの効果があるとされています。心の不安や精神的や影響だけでなく、人間の細胞の修復活動促すといった奇跡的な周波数も存在しています。
医学的な根拠はないのでプラシーボ効果2※ではという意見も多いですが、個人的にはストレス解消や疲れの軽減ができるなら何でもいいと思っています。
1※ソルフェジオ周波数:528Hzをはじめとした特定の周波数の音階。ヒーリングミュージックや療法の一部に使われる。
2※プラシーボ効果:心理学用語のひとつ。プラセボ効果とも言われることがある思い込み効果。
ここまで、ある一定の周波数が人体に与える影響についてお話ししました。
私たちの耳に音として聞こえる周波数はおよそ20Hzから20,000Hzと言われています。
ピアノの鍵盤がおおよそ私たち人間の可聴領域と同じです。
人間は年齢を重ねるにつれて少しずつ可聴領域が狭くなっていきますが、近年ではスマホの普及などが影響し耳を酷使している傾向にあるように感じます。
その影響なのか、若者の難聴リスクの高まりも危惧されているみたいなので改めて耳を大切にしたいと感じます。
弊社ではイヤホン型集音器「デカ音くん」やヘッドホン型集音器「Phontec(フォンテック)」といった周波数・音に携わる商品を取り扱っております。
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関連記事②:集音器や補聴器を使い始める際に気を付けなけなければいけないこと
関連記事③:補聴器・集音器の形状の違いによるメリット・デメリットを解説