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集音器コラム 2021.01.19

補聴器を購入する前のチェックポイント

補聴器を購入する前に

現在、販売されている製品のなかで補聴器ひとつをとっても数多くのものがあります。補聴器はご使用者様にあわせて調整を行う精密機器ということでそれなりにお値段はする製品です。そこで今回は補聴器の購入を検討するときにはぜひ気を付けていただきたいチェックポイントを購入までの流れと共にご紹介します。

 

1.聞こえにくいと感じたら

「誰かと話していて聞き返すことが多い」「テレビなどの音量を上げがち」といったことで聞こえにくさを感じていませんか?まずは補聴器を購入する前に耳鼻咽喉科を受診し、聴力検査等により補聴器が自分の聞こえに有効なのか診断してもらいましょう。

2.自分の聞こえの状態を確認する

 

□ 会話をしているときによく聞き返す。

□ 後ろから呼びかけられると、気づきづらい。

□ 聞き間違いが多い。

□ 話声が大きい。

□ 見えないところからの車の接近に気づかない。

□ 電子機器の電子音が聞きづらい。

□ 耳鳴りがする。

上記、項目にチェックしてみてください。
確認事項 女性 チェック
・1~2個の場合 → 実生活でお困りのことがあれば、耳鼻咽喉科に行きましょう。

・3~4個の場合 → 耳鼻咽喉科で相談しましょう。

・5~7個の場合 → 早急に耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

3.補聴器を購入する前にすること

必要なのは「聞こえの把握」から。まずは専門医に相談しましょう。

専門医の受診を受けずに補聴器を購入した方の中には、治療が必要であったり、適した補聴器をつけていない場合があります。また知識・技術不足の補聴器販売店から直接購入したことで、トラブルになるケースもあります。ご自身にあった補聴器を見つけるには、耳鼻咽喉科医(補聴器相談医)にご相談の上、適切な調整とケア、コンサルティングを受けることのできる専門の知識・技能を持った補聴器技能者がいる補聴器販売店をお勧めします。

 

4.補聴器購入の流れ

1)医師の診断

難聴の診断・治療。補聴器が必要か効果があるかを診断。
2)補聴器販売店に相談、コンサルティング・適切な調整(フィッティング)を受け自分にあった補聴器を購入

難聴は一人ひとり違います。高い音、または低い音が聞こえづらくなっていたり、補聴器を使用する環境も違います。補聴器の性能を最大限に発揮するには、適切な調整(フィッティング)が必要です。
3)補聴器を購入しただけで、終わりではありません

日常生活のなかで、聞こえに不具合を感じることがあれば、再度調整してもらい、自分にあった補聴器にしていきます。
4)補聴器で聞こえの不便さが解消し、生活の質の向上

定期的になアフターケアを受け、安心して使い続けることができます。耳垢や汚れなどが原因で、正常に聞こえない場合は、定期点検をしたり、聞こえに変化が生じたら耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

弊社では現在、二種類の集音器を販売しております。聞こえにくいと感じたら、何はともあれ自分の聞こえ具合にあった機器を選ぶことが大切です。その人の聞こえ具合によっては補聴器よりも集音器の方が使いやすいといった場合もあります。まずは試聴をしてみてください。

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