日本製の集音器にこだわる意味
日本製にこだわった集音器(メイドインジャパン!)
コロナ禍で考える”日本製”
今尚、猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大。日本国内に限らず世界中の国々でウィズコロナ、アフターコロナに伴う新しい生活様式がかなり浸透し少し前までは想像もしなかったことが常識になりつつあるのではないでしょうか。
以前、ある国内ニュースで「医療従事者には欠かせない医療用手袋が不足している」というニュースを目にしました。コロナ禍でマスクの需要が高まり、以前よりも入手が困難となったのは多くの方が実感された出来事だったのではないかと思いますが次は手袋です。
国内感染者数が増えている背景に加え、世界中で医療用手袋の需要が増えていることも関係しているのだとか。新型コロナについて取り沙汰され始めマスクの需要が一気に高まった当初、日本のマスク自給率は、他国と比べるとほぼゼロに等しく大半を輸入で賄っていました。そのためあのようなマスク不足に陥ったのです。同じようなことが今度は医療用手袋にも起きています。国内での生産拠点の数が少なく需要に追い付かないのが現状です。マスクのときには大手企業シャープが自社生産のマスク販売を開始したことが話題になりましたね。このような“足りないなら作る”という迅速な対応が出来たのは物づくり大国の日本ならではと今では思えます。しかし、このような対応は常に出来るわけではありません。
日本国内だけで作るということ
コロナ禍においては、マスクや手袋だけではなく、製造業に携わる多くの企業の中には部品の調達においてかなりの影響があったことでしょう。某機械メーカーでは製品の外枠部品を国外の生産拠点から輸入していた為に、生産予定の大幅な遅れが生じました。
こんなことなら初めからすべての部品を国内で作ればいいのでは?とも思いがちですが、これは意見が分かれるかもしれません。
日本は災害において多く教訓をもつ国のひとつだと思いますが、地震・津波・台風・洪水などこれらによる被災に備え、企業は準備と対策を立てることが重要です。
以前より当ブログ内で何度かお話しているBCP(事業計画書)がまさにこれに関わってきます。話を戻しますが国内のみで資材調達を含めて生産した場合、万が一にも日本国内で大規模な災害が広範囲に及んだ際、全ての生産拠点の稼働が不可能になることは何としても避けなければなりません。必ずしも国内のみで完結する形が最良とは限らないのです。ここで筆者は集音器の場合ならどうなのか考えました。
集音器を日本で作るということ
弊社で販売をしている集音器は日本製です。自社開発で設計された製品ですのでとことんお客様の聞こえの問題緩和に役立つよう、こだわりを詰め込んだものになります。
大規模な工場で大量生産するというような製品とは違いますが、この度のコロナ禍での悪影響はほとんどありませんでした。他社製品をみていると、集音器と並んで補聴器に関しても多くのメーカーから販売されています。これらの大手製造元は外国メーカーが多いのは皆さんご存知でしょうか。
中小企業メーカーと比べ、色や仕様のバリエーションが豊かであるのは大手ならでは。ただし、ここで製品を選ぶときに注意したいのは”聞こえやすさというのは個人差がある”ということです。
実は、東洋と西洋の人の聞こえを比べると聞き取れる周波数に大きな違いがあるとされています。これはある一定の周波数の音域が聞こえないということではなく、聞き取りやすいか否かの違いだそうです。ですがこの違いは集音器や補聴器を選ぶ際に注意しなければいけません。
結論から言えば、日本人の聞こえに比較的合いやすいのは外国製よりも日本製ということです。もちろん、これにも個人差があるので絶対ではありません。
何よりも大事なのは、”製品を使う本人が実際に試してみる”ということです。
今回は製品の選び方として、日本製と外国製という目線からお話ししましたが、補聴器・集音器をご検討されている方やこれから自分にあうものを探そうと思い立っている方はぜひ複数の製品を試してみてください。
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