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耳に入った水、抜き方

耳の水抜き

シャワーやプール・海水浴などで耳に水が入って、なかなか水が抜けない。

こんな経験はありませんか?

水が抜けにくい原因は、耳の中の構造、そして表面張力が関係しているとされています。

画像の赤線のように耳の穴の奥は角度が急になっており、奥の部分にくぼみがあります。

画像の青丸のくぼみ部分に少量の水がたまると、表面張力によって水が鼓膜に張り付くような状態になってしまいます。

このような状態になると、頭を傾けてもなかなか水は抜けてくれません。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は筆者が実際に試してみて効果があったと感じた水抜きの方法をご紹介したいと思います。

 

 

「ティッシュペーパーを使って水をしみ込ませて取る方法」

この方法はティッシュペーパーを丸めて耳に当て、水分をしみ込ませて取るという方法になります。この方法は耳の内部(外耳道)をこすらないため、安全に水を抜く方法になります。

同じような原理で、綿棒でこする方法もありますが、耳の内部(外耳道)を傷つける可能性があるので避けましょう。

「呼び水」

この方法は自ら耳の中に水を流し込んで、一気に水を抜く方法になります。

水が抜けなくなるのは、少量の水が表面張力によって張り付いてしまうことが原因です。

逆に水を入れることで張り付きを弱め、顔を傾けることで水を抜きます。

この方法でほとんど水を抜くことができるので個人的にはおすすめです。

 

「放置」

水であれば数時間で蒸発し、自然と解消されることがほとんどです。

様々な方法を試してもなかなか水が抜けず、あきらめた後気づいたら解消されていたなんてこともよくあることです。

しかし、違和感が長く続く場合は「原因は水ではない可能性」もあるため耳鼻科を受診することをお勧めします。

 

今回は3つの方法をご紹介しましたが、他にも方法はあると思います。

大切なことは耳の内部を傷つけない事、そして水が原因でない場合適切な処置を受けることです。

 

 

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