耳を動かせる人
あなたは自分の耳を動かせますか?
皆様の家族や友人に、耳を動かせる人はいますか?
私の友人は、両耳を意図的にぴくぴくと動かすことができます。
なぜ友人は耳を動かすことができ自分は動かせないのだろう・・・と疑問に思い、今回のコラムに取りあげてみようと思いました。
どうして耳を動かすことが出来るのか
人が耳を動かす為に必要な筋肉は、耳介筋(じかいきん)というものだそうです。
この耳介筋は耳の穴から外側を動かす為に必要な筋肉です。
動物が耳を動かしているときに使っている筋肉もこの耳介筋です。この筋肉が発達しているため動物はぴくぴくと耳を動かすことができます。
身近な動物でイメージするとしたら「猫」の耳でいう”イカ耳”でしょうか。普段の耳の向きと比べると分かりやすく三角の耳が横向きに動きます。
長い耳を持つ「ウサギ」などを見ていると耳を立てて左右に動かして文字どおり周りの音に”聞き耳を立てて”いますね。
話を戻しますが
人間にはもともと約14種類もの耳介筋が発達していましたが、退化した今では3種類しか残っていないそうです。
耳を動かせる人はその3種類の筋肉が人よりも発達しているのです。
耳を動かせた人たち
耳を動かせる人は1000人に1人の割合で存在するそうです。太古の時代は、人間も耳が動いていたそうです。当時は野生動物との関わりがあり野生動物に襲われてしまう可能性があります。野生動物に襲われるとき、危険を察知できるように耳を動かして周囲の物音を警戒して生活する必要がありました。
しかし、文明が発達するにつれて野生動物に襲われることは少なくなり耳を動かす必要がなくなり、その機能はなくなっていきました。耳を動かさなくても、音の方向に瞬時に頭を動かすことができるからです。人間にとって耳を動かす筋肉は、ヘビの後ろ足の骨のように、退化した器官の一つなのです。ですから、耳を動かせる人は太古の祖先の遺伝子が強く受け継がれているのでしょう。
太古の人たちの耳について、下記の記事でご紹介していますのでぜひご覧ください。
耳が動くと良いこと悪いこと
耳が動くと健康上利点があるそうです。耳の周りの筋肉や頭皮が柔らかく、頭蓋骨に老廃物がたまりにくい傾向があります。老廃物が溜まっていないということは健康の証拠です。
また、頭皮が柔らかいので、薄毛が解消できる可能性もあるそうです。
逆に、耳が動かないほうがいいこともあります。耳が動く人の中には、緊張やストレスを感じると、耳が動いてしまう人がいるからです。
耳を動かせる人も動かせない人でも耳には「聞く」という大切な役割があります。耳が聞こえづらくなるとそれだけでストレスを感じてしまうこともあるでしょう。そんな時、集音器を着けることでストレスの緩和に役立つかもしれません。
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