犬の聴覚と人間の聴覚の違いは?
犬の聴覚について
昨今の日本はペットブームで動物を飼い始めた人が多いのではないでしょうか。筆者は物心ついたころから犬を飼っており、犬のいる生活が当たり前になっています。
そんな犬の聴覚について今回少し調べてみることにしました。
みなさんは犬は人の聴力より何倍聴こえていると思いますか?色々な説がありますが、一番有力な説としては人より4倍程聴力が優れているというのです。
基本的に人は16~20000Hzまでの音が聞こえます。対して、犬は40~65000Hzまでの音が聞こえると言われています。
犬と人間で、音波スペクトラムの低周波帯に属する音を検知する能力に大きな差はありませんが、高周波帯の音に関しては、犬の方がはるかに優れています。
犬は1km以上離れた距離の音を聞くことが可能といわれており、障害物がなければ、それ以上の遠い距離の音を聞くこともできるといわれています。私たちにとっては何も聞こえなくても、愛犬が耳をピクピクさせている時は、何か遠くの音を聞こうと、集中しているのかもしれませんね。
犬は超音波が聞こえていると言われるほど、高い音が良く聞こえています。また、男性の低い声よりも女性の高い声の方が好む傾向にあるようです。
犬によって違いますが、基本的には低い音は怖さや叱られるという印象で、高い音は褒められる時や心地良い音として認識しやすい様です。ただ、あまりに高い音だと逆に不快に感じてしまう場合があるようです。
さて、そんな犬の聴力はどのようにして、低下していくのでしょうか。
それは人間と同じで加齢によって耳が遠くなってきます。筆者の飼っている犬も老犬になってきており、名前を呼んでも反応しなくなってきたことが増えてきました。このようなときは、少し大きく、高い声で愛犬を呼んであげましょう。
また、病気が原因で難聴になることもあります。そのうちの一つが感染症で、特に多いのが外耳炎です。外耳炎は外耳に細菌、真菌などが感染し、炎症が起こることで引き起こされます。
初期症状として「頭をよく振る」「耳が赤くなっている・痒がっている」「悪臭がする」などがみられます。予防策としては、耳を清潔に保つことが一番です。
今回犬の聴力について述べましたが、犬の音に対する鋭敏さは人間と同程度にも、数百倍にもなるため、人が小さな音だと思っていても犬にはハッキリと聞こえ、人にとって不快ではない音でも犬にとっては嫌な音だったりします。大きな音や嫌がる音を出して愛犬のストレスを溜めない様に思いやりのある行動をしてあげたいですね。
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