ライブなどでの爆音環境と耳の関係
ライブで耳の保護をする理由
ライブハウスや音楽イベント等で使われる音響機器は大きな音が出るのでスピーカーの正面に立とうものなら、かなりの爆音になると思います。そんな時のために耳保護用のイヤーマフを貸出しているライブハウスやイベント会場もあります。バンド活動など音楽に携わっている方々はイヤープラグ(耳栓)を使うという方も多いのではないでしょうか。
このような保護具を使う理由としては、
ライブや大音量の環境は耳にとって重大な影響を与える可能性があるからです。
そのため、音楽を楽しむ一方で耳への負荷を軽減することが重要です。
今回はライブなどでの爆音環境と耳の関係についてお話したいと思います。
耳への負担について
ライブ会場や大音量の環境では、音の強さが耳に与える影響を考慮する必要があります。
耳は繊細な器官であり、長時間の爆音にさらされると聴力障害や耳鳴りなどの問題が発生する可能性があります。
また、長時間にわたる高い音響は耳の毛細血管や聴覚細胞にダメージを与える可能性があります。これは聴力の低下や耳鳴りの原因となります。
耳の健康を守るためには、いくつかの対策を取ることが重要です。
耳の健康を守るための対策
まず、冒頭でも記載させていただいたイヤープラグ(耳栓)の使用が保護に有効です。イヤープラグは耳栓ですが完全に音を遮断するものではなく、音を吸収し耳を保護するのに役立ちます。ちなみに、イヤーマフは耳全体を覆うような形状をしている防音保護具で、聴覚が過敏な方や工事現場などの騒音が大きい現場で耳を保護する目的で使われるものです。
このような防音保護具の使用も効果はありますが、音量を抑えることも重要です。
長時間にわたり高い音量にさらされないよう、音量を適切なレベルに調整することが勧められます。
定期的な耳の休憩も重要です。
音楽を楽しむ一方で、耳にとっての休憩も必要となります。
長時間の音響刺激から耳を解放することで、耳の疲労を軽減し健康を維持できます。
そして、耳の健康を保つためには、日常生活でも配慮が必要です。
ヘッドフォンやイヤホンを使用する際にも、適切な音量と時間を守ることが重要です。例えばイヤホンで音楽を聞く際に、音量にもよりますが一日に一時間以上連続で聞き続けないよう休憩をとるとリスクを減らせるそうです。気になる方は休憩の目安にしてみてください。
まとめ
長時間の大音量で音楽を聴くことは、聴力に悪影響を与える可能性があります。
耳の健康は重要なので、意識的にケアすることが大切です。昨今、様々な研究が進み聴力の低下の改善の可否について一概には言えませんが、「聴力は一度悪くなってしまうと改善はしない」と言われています。
特に若い世代の方は、今の行動が将来の耳の健康に影響を与えることを念頭に置いて行動することが重要かと思います。
音楽を楽しむ一方で、耳への負担を最小限に抑えることが、健康な耳を維持する秘訣です。
最後に、定期的な耳のチェックも忘れずに行いましょう。
耳の健康は維持することができれば、音楽やライブをより安全に楽しむことができます。健康な耳を守るために、日々の注意とケアが欠かせません。また、もし耳が悪くなったと感じたら早めに集音器を着けるのも対策の一つです。耳が悪くなり聞きづらくなったからと、大音量で音楽を聞くと、更にダメージを負い、どんどん耳が悪くなります。それを防ぐためにも必要以上に音を上げる心配が無い集音器はかなり役立ちます。
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