インフラサウンドと防災
『インフラサウンド』という言葉を聞いたことある人はいらっしゃるでしょうか?インフラサウンドとは、
自然現象によって発生する人間の耳には聞こえない超低周波音のことです。
人間には聞こえない音であるため、あまり注目はされていませんでしたが、地球物理学という分野において
『防災』に役立つのではないかと近年注目されています。
<インフラサウンドとは?>
インフラサウンドは地震や津波、火山噴火など大規模災害などの自然現象が大気に影響を及ぼし発生します。
大規模自然現象によって人間の可聴域外の音が発生し、この音は周波数が低い(超低周波数)ため、空気中を長距離に渡って伝わります。
※周波数は低いほど遠くまで音が伝わります。
長距離伝搬されるという特徴から遠方観測が可能であり、インフラサウンドを観測することで、いつ起こるか分からない自然災害を予知し、備えることが可能になるかもしれません。
<災害予知>
災害発生前に動物が震源地等から逃げるといった事例が確認されることがあります。
動物は災害を予知できるのではないかといわれていますが、このインフラサウンドを聞き取ることで動物たちは災害を予知しているのかもしれません。
地震といった災害を予知することは困難、もしくは不可能であるとする研究者もいます。
しかし、災害大国の日本に住む一人の人間として、災害を予知できるかもしれないという話はすごく魅力的に感じます。インフラサウンドの研究が将来の日本の防災を支える研究になるかもしれません。
<アポカリプティックサウンドとは?>
話が逸れますが、インフラサウンドと少し似た現象に『アポカリプティックサウンド』があります。
インフラサウンドは人間の可聴域外の音で聞くことができないという特徴がありますが、アポカリプティックサウンドは人間でも聞くことができる金属音のような音が特徴です。
空から不快な金属音が響くということで、キリスト教圏では「世界の終焉を告げるラッパの音」だとして一時話題になりました。
結論としてアポカリプティックサウンドのほとんどはフェイク、つまり嘘の動画ということです。
ハリウッド映画の「宇宙戦争」などの音を引用して動画を作成したという事例があります。
その一方で、真偽不明ではありますが電磁波の影響や隕石の爆発、飛行機や車の音であるケースもあるようです。
アポカリプティックサウンドの正体として「地震説」も存在しており、地下で発生した地震が地下空間で反響しているのではないかという説です。
もし「終末を告げる音」などといわれるアポカリプティックサウンドが、地震などの自然現象の一種だとしたら、インフラサウンドの研究のように『防災』に大きく役立てることができる未来があるかもしれません。
インフラサウンドの話からは少し逸れてしまいましたが、防災にまつわる音の話でした。
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