動物と人間の耳について
人間の耳について
私たち人間の耳の聞こえは、最も聞こえるとされる高い値から年齢を重ねるにつれて少しずつ低下して衰えていくと言われています。
加齢による聴力の低下は仕方のないことと言えばそれまでですが、人間の聴力も捨てたものではありません。
この地球上の生き物の中で聴力が優れているとされるのが私たち人間も属している哺乳類です。
生き物の聴力
1つ、皆さんにクイズを出したいと思います。
Q.次に出てくる生き物を聴力の高い順番で並べてください。
※答えは本コラム記事の最後に記載しています。
ここに上げた生き物以外で聴力が高い動物といえば、身近なペットでいうと犬や猫があげられます。
ちなみに犬よりも猫のほうが聴力は高いそうです。
犬と猫は嗅覚も優れているので私たち人間とは比べものにならないほどの感覚情報を取り入れています。
彼らも私たち人間と同様にその身体機能は年を取ることで衰えます。
人間は体の機能が衰えたとしてもそれを補う術を持っているので活用しない手はありませんよね?
少し話が脱線しましたが、
皆さんに出したクイズの答えに結びつく情報をお教えしたいと思います。
「ゾウと人間の聴覚」
結論から言うと、ゾウよりも人間のほうが耳の聞こえは良いです。
だたしここで言う“耳の聞こえがいい”は可聴域の大小で比べたときの結果です。
可聴域とは聞こえる音域の広さを指します。人間は約19,980Hz(20Hz~20,000Hz)と言われています。
対してゾウは約11,984Hz (16Hz~12,000Hz)です。
皆さんは人間のほうがゾウよりも耳がいいってご存知でしたか?
私はゾウのほうが人間よりも耳がいいと思っていました。
あんなにも大きな耳を持っているゾウなので耳はいいのだろうと言った具合で思い込んでいたようです。
少し調べてみたところ、あの大きな耳は体温を調整するために大きいのだそうです。
あの大きな耳には毛細血管がいくつも通っているのでゾウは耳を仰ぐことで耳の毛細血管を冷やすことで体温を調整しています。
また、ゾウは耳以外にも音を感じ取っている器官があります。それは足の裏です。
ゾウは極低周波の仲間の声を感じ取りコミュニケーションを取っていると言われています。
そこで役立つのがこの足の裏、ここは敏感なセンサーの役割を果たしており、
約40㎞離れた仲間の低周波の鳴き声も感じ取れるそうです。
元々の耳の聴覚とあわせて足の裏のセンサーがあるので能力としてみれば人間よりも優れているともいえるのではないでしょうか。
さいごに
出題したクイズの答えはこちらです。
最も耳がいいのは「d.ネズミ」でした。
人間の約5倍の99,000Hzもの可聴域を有しています。
皆さん、全問正解できましたか?ゾウと人間とで順番が逆になった方が多いのではないでしょうか。
人間だけではなく身近な動物たちにとっても聴力は大切な身体機能といえます。
最近、耳が聞こえづらくなってきたな・・・テレビの音量を高くしているな・・・などお心当たりのある方、
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