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集音器コラム 2018.09.07

補聴器や集音器の「音圧」って? 気圧と音圧について解説。

補聴器や集音器の「音圧」って? 気圧と音圧について解説。

補聴器や集音器、音響機器で使う言葉「音圧」についてです。

腕を組む男性

音の大きさでしょ。

・・ハイその通りですが、
なぜ「音圧」という言葉を使うのでしょうか?

音圧の前にまずは気圧から説明します。

気圧とは?

気圧とは「気体の圧力」です。そのままですね。

理科の実験でもなければ気体の圧力がどうこうという話になりませんので、
一般的に気圧といえば「大気圧」になります。

大気圧は空気の気圧と思っていただければよいです。

水の圧力の「水圧」という言葉もよく聞きますね。

天気予報で”高気圧”とか”低気圧”といった言葉が出てくるとおり気象条件で気圧は変化します。

また山の標高の高い所では気圧が低いというのも聞かれたことがあるかと思います。

このように大気圧は環境等の条件で常に変化しています。

「台風が接近中。中心気圧が930hpa(ヘクトパスカル)です」

台風

というのは、あまり聞きたくないニュースですが、、

パスカルは圧力の単位です。
ヘクトは10の2乗で100倍です。

10の3乗のk(キロ)は、距離が1kmといったように馴染み深いですが「ヘクト」ってあまり使わない。

尚、標準気圧は1013hpaと定められています。

930hpaは93000pa、1013hpaは1013000paその差は8300paです。

なんか、ピンときませんね。

なぜ気圧から話をしたかというと・・

音圧とは?

音は空気の振動で人の耳に聞こえるものです。

(物体の振動でも音は伝わりますが分かりやすくするため今回は空気のみで説明します)

目の前の人が声を出しました。

「あーーー!!」

そうすると声を出した部分の空気が振動して大気の圧力が変化します。

その大気の圧力の変化を人の耳は感じ取り、音として聞こえるのです。

圧力の変化が大きければ音が大きい。

音の大きさは圧力の変化が生み出している。

だから音圧という表現をします。

人の耳の聞こえる範囲は正常な聴力の人の場合20μPaから20Paといわれています。

20μPaは10のマイナス6乗 0.00002Paです。

先ほどの気圧の値と全くもって桁が違います。

ものすごーーく少ない圧力の変化を人の耳は感じ取れます。

大気の圧力の変化の方が大きいのに人の耳には聞こえないの?

人の耳には聞こえる周波数の範囲があります。

一般的には20Hz~20kHzといわれていますので、20Hz以下(1秒回に20回以下)の空気の振動(大気圧の変化)を人の耳は音として感じとれません。

気圧(大気圧)はそんな細かな振動をするように変化していませんので音としては聞こえません。

もし、大気圧の変化が聞こえたら・・・日常生活を送るどころではありません。

人の耳ってよく出来ていますね。

音圧や周波数についてさらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
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