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集音器コラム 2019.11.06

難聴と耳鳴りの新たなメカニズムについて

現在、私は、耳鳴りの症状があります。

自分の耳の聞こえが悪いのは、耳鳴りからの「ジーン」という音が聞こえ、「耳鳴りがうるさい」と感じることが原因だと思っていました。

今まで、それが難聴のせいだとは考えた事はありませんでした。

しかし、耳鳴りと難聴は、別々の病気ではないようです。

 

耳鳴りで悩んでいるほとんどの人が、難聴を併発しているというデータが出ており、

耳鳴りは「難聴の脳」と非常に密接な関係があるようです。

難聴と耳鳴りは、1つの病気の表・裏の関係にあると言われています。

これまでは、耳鳴りは、「原因不明の病気」または「治らない病気」と考えられて来ました。

しかし、そうした状況は大きく変わりつつあるとのことです。

研究の進歩によって、「耳鳴りはよくなる病気」となり、今までの認識と変わってきました。

耳鳴りという病気のとらえ方が、従来のものとは異なるものになったのです。

 

新しい考え方では、「耳鳴りになる」とは、どういうことなのでしょうか?

加齢性難聴は一般的に高音域から聞こえなくなります。

低音域や中音域の音は普通に聞こえても、高音域は聞こえにくくなります。

脳は高音域の電気信号が十分に送られてこないのを感知すると、その音域を元に戻す働きをします。

高音域の電気信号が弱まっている分を補おうとして、脳の活動が高まり、その音域の電気信号をより強くしようと働きます。

そうすると、脳が過度に興奮した状態になるのです。

こうして高音域を担当する部分の脳の活動が高まり、その活動そのものが耳鳴りとして聞こえてくるのです。

不足した音を補うために、脳が過度に興奮してがんばった結果、耳鳴りが生じるというわけです。

つまり、耳鳴りは脳で鳴っているといえます。

加齢性難聴では、高音域の音が聞こえなくなりますから、それを補うため、ほとんど「キーン」という高音の耳鳴りがするようになります。

これが新たに解明された、耳鳴りのメカニズムだそうです。

このメカニズムが当てはまるのは、加齢性難聴だけではなく、難聴になる病気は、耳鳴りを引き起こす可能性があるそうです。

例えば、急性の難聴である、突発性難聴は治療がうまくいかないと、難聴が後遺症として残ります。

大きな音を長時間聞くとなる難聴の、騒音性難聴も蝸牛(かぎゅう)の有毛細胞が損傷するため、難聴を治せません。

このような病気になる難聴においても、同様のメカニズムによって耳鳴りが起こってくるそうです。

私も、左側の耳は特に高音域の聴力が低下しています。

耳鳴りもしていますので、これが加齢性難聴の新たに解明されたメカニズムかと思いました。

補聴器や集音器は難聴が軽いときから使用したほうが慣れるためには良いです。私もそろそろかな。

関連記事①:聞こえが悪いについて

関連記事②:難聴について

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