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新型コロナ後遺症 ウイルス感染と聴覚障害

 ウイルス感染がもたらす聴覚への障害

新型コロナで難聴に!?

2020年、新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るっています。

感染後に回復しても多くの人が後遺症に悩まされているという報道もよく見ます。

後遺症には、倦怠感、息切れ、嗅覚障害、味覚障害、抜け毛、集中力低下、睡眠障害など、実に様々な症状が報告されています。

日本ではあまり聞きませんが、イギリスのマンチェスター大学が発表した論文では新型コロナウイルス感染後に聴力の状態に変化があった人が10人に1人以上いたと報告しました。

論文の調査対象は退院から8週間が経過した121人で、そのうち8人が聴力の悪化、8人が耳鳴の症状などがあり、合計16人が聴覚の異常が見られたそうです。

マンチェスター大学は、麻疹(はしか)やおたふく風邪、髄膜炎などの原因ウイルスが聴覚障害を引き起こすことや、コロナウイルスが脳との間で情報のやり取りをする神経にダメージを与える可能性については、既に明らかになっている。新型コロナウイルスが中耳や蝸牛などの聴覚系の一部に障害を起こすこともあると分析しています。しかし、ストレスや治療に使った薬が耳にダメージを与えている可能性もあり、聴覚に及ぼす影響を正確に把握するには、さらなる研究が必要だとしています。

 

ウイルス感染で起きる聴覚障害

新型コロナウイルスに限らず、ウイルス感染によって起こる難聴があります。

ムンプスウイルスはおたふく風邪(流行性耳下腺炎)の原因で、ムンプス難聴を引き起こす可能性があります。おたふく風邪患者の数百人に一人が発症すると考えられています。ムンプス難聴の特徴は、片耳に発症することが多く、高度・重度の難聴になります。めまいや耳鳴りなどの症状を伴うこともあります。まだ有効な治療法はありませんが、おたふく風邪のワクチン接種で予防ができます。

風疹ウイルスは妊娠中に感染すると、難聴、白内障、先天性心疾患などの障害がある赤ちゃんが生まれる可能性があります。抗体を持っていない人は風疹ワクチンによる予防が勧められています。

サイトメガロウイルスも風疹ウイルスと同じように妊娠中の母子感染で難聴、視力障害、小頭症などの障害がある赤ちゃんが生まれる可能性があります。サイトメガロウイルスはワクチンがありませんので、抗体をもっていなければ妊娠中に感染しないように気を付けることが大切です。

この他にも、水痘・帯状疱疹ウイルス、麻疹ウイルスなどさまざまなウイルスで聴力障害を引き起こすかもしれないと言われています。

また、ある日突然起こる突発性難聴は原因がはっきりと分かってはいませんが、「ウイルス感染説」と「内耳循環障害説」が有力とされています。このうち、ウイルス感染説は、突発性難聴を発症する前に風邪をひいていた人が多かったり、免疫がつくため再度発症しないということが根拠のようです。

 

好きでウイルスに感染したいと思う人はいません。知らずに感染していることがほとんどです。

新型コロナの感染予防でインフルエンザの患者が激減したように、3密を避ける、手洗い、マスク着用などである程度は感染を防げることが分かってきました。

気温が低く乾燥する冬は感染症が多くなります。しっかりと対策をして健康に過ごしましょう。

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