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意外な耳の病気カギとなるのは「難聴」

それって耳の病気かも?

子どもの頃に中耳炎と診断され、耳鼻科で治療したという経験は、多くの方が持っているのではないでしょうか。一方、大人になると耳の病気は日常的なものではなくなり、ほとんどの方は日常的にあまり意識することがないかもしれません。
ところが、大人がかかる耳の病気は意外とたくさんあります。一度そういった耳の病気にかかった場合、急いで治療しなければ一生聴力を失ってしまうような恐ろしいものもあるのです。初期段階で起こる症状や治療時の注意点を知りいざかかってしまったときのために備えておきましょう。

 

病気のサインは”難聴”にあるかも…

まず、大人がかかる耳の病気の大半においてカギとなる症状は「難聴」です。
注意しておきたいのは、難聴というと”まったく聞こえない状態”をイメージする人が多いのですがちょっと聞こえにくいという程度でも難聴だということです。

また、耳鳴りは難聴とは別物と考えている人が多いですが、耳鳴りも難聴が引き起こす症状の一つで飛行機に乗ったときに感じるような耳が詰まった感じも難聴の一つです。

聞こえにくさ、耳鳴り、耳閉感はいずれも難聴の症状であると覚えておくとよいでしょう。

 

加齢、耳の詰まりが原因の場合

次に病気ではありませんが、加齢にともなって難聴が進むのが「加齢性難聴」です。これにはかなり個人差があり90歳でもまったく難聴がない人もいれば、30代後半から起こる人もあります。

耳鳴り、耳閉感をおぼえる人が多いですが、特徴は基本的に両耳に起こるということです。「歳だから」とあきらめて放置すると、認知症などを併発しやすくなるおそれもありますので早めに耳鼻科を受診しましよう。

ただ聞こえが悪くなっても単に耳垢がつまっていただけというケースもあります。「耳垢栓塞(じこうせんそく)」といい、耳垢で完全に耳がふさがれることで、聞こえにくさや耳鳴り、耳閉感などが起こります。
耳垢は本来、自然と外に出るようになっており耳掃除は不要です。それを耳の穴と同じくらいの大きさがある綿棒でグリグリとやると、耳垢をさらに奥に押し込んでしまい、耳垢栓塞が起こるのです。
ストレスがあると人は耳の中をいじりがちになります。すると外耳道が腫れ、外耳道炎になってしまうこともあります。

症状が悪化してしまう場合

ちなみに鼻風邪などをこじらせたときにかかる「急性中耳炎」は、患者の大半が子どもです。

しかし、急性中耳炎をこじらせたときになる「滲出性(しんしゅつせい)中耳炎」は、高齢者にも多い病気で鼓膜の奥から鼻へとつながる「耳管」が加齢で衰え、周りの壁から水がしみ出しやすくなります。痛みは伴いませんが、難聴の症状が出ます。
また、これらが長い間治らずに悪化すると「慢性中耳炎」になることもあり鼓膜の内側に膿がたまり、鼓膜に孔があくものです。痛みや難聴、耳だれなどの症状が出ます。
飛行機に乗ったときに起こる「航空性中耳炎」もあります。離陸時などに起こる耳が詰まった感じは、唾液や飲み物を飲んで耳内の圧を抜けばおさまります。しかし、うまく圧が抜けないと痛みが生じ、航空性中耳炎に。お酒を飲むと耳管が腫れやすくなり、詰まりやすくなってしまうため、機内の飲酒は避けたほうが賢明です。

 

 

以上のように何点か例を挙げてみましたがとにかく聞こえ方に違和感をおぼえたら早めに治療するにこしたことはありません。

また症状によって補聴器、集音器などで聞こえが改善することもあります。

弊社でも集音器の「デカ音くん」、「Phontec(フォンテック)」を取り揃えていますので気になる方はぜひお試しいただければと思います。

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