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低周波騒音について

低周波騒音について

近年,低周波音による騒音トラブルは増えつつあります。

今回のコラムではそんな低周波音についての解説および騒音と健康被害について解説していきたいと思います。

 

低周波音とは

まずは低周波音についての解説をしたいと思いますが,その前に音についての解説をします。

音という現象は,音源(音の発生源)が起こした空気の振動です。この振動の1秒間あたりの数を周波数(単位はHz)と呼び,この値が高いほど高音となります。また,音の大きさは音圧レベル(単位はdB)で表します。

低周波音は音の周波数が100Hz以下のものを指します。また,人間が聞き取れる音の周波数は一般的に20~20000Hzといわれており,20Hz以下の人間には聞き取れない音を超低周波音と呼びます。

低周波音は普段聞いている高さの音と同じくどこにでも存在していますが,人間の耳は低音には鈍感で大きな音でないと感じることができないため基本的には問題となることはありません。

聴き取りが悪い、難聴

騒音と健康被害について

低周波音が引き起こす問題には下記のようなものがあります。

○窓や戸の建物や家具の振動(物的影響)

○不快感や圧迫感(心身に関する影響)

低周波音による人への影響としては,短期的な低周波音では例えば睡眠時の眠りが浅いタイミングで10Hzの低周波音が100db,20Hzの低周波音が95dbの大きさを超えると目が覚めてしまうといった実験結果があります。また,長期的に低周波音に晒されることによる影響としては,頭痛やだるさ,食欲不振や肩こりといった不定愁訴(病院等で検査をしても原因が分からないが,何となく体調が悪いといった症状)が起こるとされています。

低周波音の発生源

低周波音の発生場所としては工場や事業場が最も多く,次に家庭生活が多くなっています。これらの場所のどのような機器が低周波音の発生源となっているかについては主に次のようなものがあります。

○エアコン等の室外機 ○給湯器 ○送風機 ○真空ポンプ ○機械プレス ○ヘリコプター 等

 

最後に

低周波音でお困りのことがあれば,お住まいの地方公共団体の環境担当窓口に相談しましょう。

 

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参考文献

https://www.env.go.jp/air/teishuha/yokuwakaru/full.pdf(2022年6月10日閲覧)

https://www.skklab.com/%E4%BD%8E%E5%91%A8%E6%B3%A2%E9%A8%92%E9%9F%B 3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6(2022年6月10日閲覧)