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集音器コラム 2021.12.08

骨伝導で難聴予防 ワイヤレスイヤホン普及の影響 ながら使用可能

難聴の予防として骨伝導イヤホンが効果的?

コードレス・ワイヤレスのイヤホン普及について

日常生活で電車やバスなどの公共交通機関を利用するといろんな人がイヤホンやヘッドホンを利用し、音楽を聞いたりゲームをしています。また近年ではテレワークをする企業が増えイヤホンをつけ会議に参加するようになっているのが当たり前になっている気がします。

 

今の時代はワイヤレスタイプのイヤホンをしている人が多いです。技術が進歩したことで小さなスピーカー部分を耳穴に入れるだけで済むワイヤレスイヤホンは、確かにとても使いやすくていいものだと思います。ですが果たして本当にそのままでいいのでしょうか?

ワイヤレス 無線 イヤホン コードレス

少し前の話になりますが、ワイヤレスイヤホンが普及し始めた頃、電車の駅のホーム内にイヤホンを落としてしまうというケースが多発したそうです。

まだ記憶に新しいところで言えば、5G対応スマートフォンの発売に伴い各社が特典としてワイヤレスイヤホン等のプレゼントキャンペーンを打ち出したことも普及した要因かもしれません。

 

小さなイヤホンでも、線路内に落ちてしまえば事故の原因になる可能性もありとても危険です。そういった点では今までの有線のイヤホンであれば落としてしまう確率は低いですね。

 

イヤホンを使い続けることの影響について

一般的なイヤホンなどは耳を塞ぐことによって外部の音を遮断し、音の立体感を楽しむことができ、高音質なものもあります。最近ではコードレスになって持ち運びも便利になりつける機会も増えてきて、またコードが無いため邪魔にもならないので家の中でも外でも長時間ずっとつけている人もいると思います。そして音楽を聴いているとき周りの音が大きいとついつい音量を上げてしまうと思います。

 

しかし、耳を塞いで装着するイヤホンは外部の音を遮断するので周りの音が聞こえず、これが事故の要因になる可能性があり危険です。また、長時間ずっと使用すると徐々に耳の負担となり難聴が進行していき気付いた時には治療しても完治できなくなる可能性もあります。これは「イヤホン(ヘッドホン)難聴」と呼ばれ、世界保健機構(WHO)も若者に増えているので近年警鐘を鳴らしています。

 

”ながら”でも使える骨伝導イヤホン

一般的なイヤホンを使った際には、耳の穴→鼓膜→蝸牛と音は伝わりますが、骨伝導イヤホンはこめかみあたりに付け、振動で耳周辺の骨→蝸牛と音を伝えることで音を聞くことができます。そのため聴覚が衰えた方や、鼓膜が原因の難聴の方でも音を聞くことができます。また、耳を塞ぐことがないので周囲の音も聞けるので事故にあう危険もなくなります。

 

骨伝導の場合は、耳穴を塞いでいないので周りの音が聞こえてしまい人が多くいる所で使うと不便だと思ってしまうこともありますが、耳を塞ぐこともなく長時間つけることによる耳への負担も少ないので難聴予防にもなります。一度、試してみるのも良いのではないでしょうか?

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